本課程を修了され、現在スクールソーシャルワーカーとして活躍されている方や、修了生の声をご紹介致します。
スクールソーシャルワーカー S.Hさん
私は、県教育委員会の教育事務所に所属してスクールソーシャルワークに携わっています。
派遣型の活動として校内ケース会議や要保護児童対策協議会への参加、学校訪問・授業参観、家庭訪問、関係機関訪問を行っています。また、教職員を対象とした講演会や勉強会にも参加させてもらっています。
地域特性を理解し、オーダーメイドで靴を作るような丁度良いサイズの支援を未来志向・非対立構造・当事者参画型で行っていきたいと考えています。
「誰のため、何のための支援なのか」や、「時間と社会資源は創るもの」ということを忘れずに、自己研鑽と自己覚知を繰り返し続けていきたいです。
スクールソーシャルワーカー M.Mさん
平成26年度より念願のSSWとして小学校に勤務することができました。
学校、地域、関係機関の援助者チームの一員として行動できるように、様々な方法で情報収集をしています。
教育現場でのお仕事ですが、福祉職としての視点も失わず、常に児童の利益を守るためにはどうすればいいのかを、自分なりに考え、目的を持ちながら活動していけるように頑張りたいと思っています。
日本メディカルの学びは、自分自身の「なぜSSWになりたいのか」を何度も考えることができました。知識はもちろん、「皆の前で話す」ことを繰り返すことにより、実際に学校に勤務したときはもちろん、SSW募集の際の面接など、相手に自分の考えを伝えることが出来たように思います。
修了生へのインタビュー S.Kさん
Q.学習(スクーリング・実習)はどうでしたか?
A.スクーリングでは、学校現場で必要な専門知識や技術を学ぶことができました。
現任者の先生方が多く、現場ならではの工夫やコツ、より実践的なノウハウを学ぶことができ、大変貴重でした。
実習では、不登校の子どもたちと関わり、それぞれの課題と同時に、潜在能力もみることができました。
課題解決に向けた支援を導き出し、スクールソーシャルワーカーに求められる専門性に直面し、実りある体験ができました。
Q.修了後の進路につながったことはありますか?
A.教育現場での福祉的介入について、どのようにしたらうまく教育と福祉の連携を図り、お互いの領域を尊重しつつ、子どもたちの課題解決に取り組めるかという基盤を学べ、現場実践につながったと思います。
Q.受講をお考えの方にメッセージをお願いします。
A.近年、少子化といわれていますが、教育現場には現代社会の要因が反映されているような課題は多く、今後より一層ニーズの高まる仕事だと思います。子どもたちの最善の利益のためにも、家庭や学校の環境整備のためにも頑張って下さい。